寄宿舎「Malika」 オープニングセレモニーのご報告
2024年3月、当社が取り組んでいるネグロス島プロジェクトのひとつである「寄宿舎 Malika建設」の竣工を記念して、フィリピン・ネグロス島にてオープニングセレモニーが執り行われました。
(手前) 寄宿舎「Malika Boarding house」 (奥) 管理棟「M.office」
オープニングセレモニーは敷地内のコミュニティスペースで行われました
各関係者様のご挨拶
当日は、寄宿舎事業の発起人であるNPO法人IMAGINUS 高橋大海様、設計・建築等に携わられた無有建築工房 玉井淳様をはじめとする多くの企業や行政機関、関係者の方々にご列席いただきました。
(左)IMAGINUS 高橋 大海様 (右) 無有建築工房 玉井 淳様
ザンボアンギータ市長代理
当社を代表して、常務取締役の菅谷からは、
「ネグロス島の子どもたちの学びの機会を提供するプロジェクトに関わることができ非常に喜ばしく思っています。寄宿舎「Malika」を利用することで、世界で活躍する子どもたちがひとりでも多く巣立っていくことを願っています(一部抜粋)」と挨拶しました。
ネグロス電工㈱ 常務取締役 菅谷雄一
挨拶のほかに、竣工を記念したテープカット、現地の子どもたちのための、お菓子のつかみ取り大会を催すなど、終始賑やかな雰囲気の中でセレモニーは進行し、今回の特別な機会を締めくくることができました。
参列者の皆様との集合写真
寄宿舎に宿泊する子どもを交えた華やかなテープカットとなりました
寄宿舎入口には、本事業に携わった皆様が記された竣工記念プレートが設置されています
寄宿舎に宿泊する子どもたちと親御様
現地の子どもたちへのお菓子のつかみ取り大会の様子
寄宿舎「Malika」とは
寄宿舎「Malika」は地理的な要因から学校に通うことができない子どもたちが、安心して市街地の学校に通うための施設として建設されました。日本とフィリピンの伝統的な建築工法と材料を併せることで、両国間をつなげる場になってほしいという願いのもと設計され、敷地の木々をそのまま活かした自然と共存する寄宿舎に仕上がりました。
寄宿舎は複数の建物で構成されており、居住空間のほかに、人々の交流の場であるコミュニティスペース・託児所や管理棟、ダイニング施設など建物によって役割が分かれています。寄宿舎棟と管理棟には太陽光パネルが設置され、舎内で使用する電力は全てこの太陽光発電で賄っています。さらに蓄電池を活用することで、停電などの災害にも対応できるように設計されています。
寄宿舎「Malika」はフィリピンの国花であるジャスミンの和名「茉莉花(まつりか)」から名付けました。
託児所・コミュニティスペース「M.Kids」
敷地内の太陽光発電
ダイニング棟「Malika Hall」
当社はこれからもSDGs宣言の理念のもと、寄宿舎「Malika」を通じてネグロス島への継続的な支援を続けてまいります。